八幡市で、太極拳に取り組んでいる車いすの身体障害者グループが二十日、総合学習の授業で人権について学ぶ男山第三中(同市男山)の生徒たちに日ごろの成果を披露するため、張り切って練習を重ねている。

「車椅子太極拳の会」(今西美奈子代表)。下半身に障害がある今西代表(同市八幡)が、四年前、知人で太極拳体験者の山田栄子さん(京都市伏見区)に、「障害者にもできないか」と持ちかけて始めた。

車椅子での太極拳は、上半身だけで行い、基本動作は通常と同じ。車椅子に浅く腰掛けて背筋を伸ばし、ゆったりとした音楽に合わせて、腕を伸ばしたり、交差させたりする。

山田さんによると「血行の促進や心配機能の強化につながるなど太極拳ならではの効果がある」という。

メンバーらは毎月二回、同市八幡の市福祉会館で練習しており、発足当初、四人だったメンバーも昨年十一月、市生涯学習センターで行った初の発表会の後、次第に増え、現在、五十代〜八十代の九人が熱心に活動している。

生徒らへの披露を前に、今西さんは「日ごろの元気な活動の成果を見てもらい、障害者のエネルギーを感じて欲しい。障害者の理解にもつながれば」と話している。

記事引用:「京都新聞」2003年6月16日号より
京都新聞NEWS

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